NOSAIの仕組み

大災害のときにも完全な損害補償を図るため、NOSAIは農業共済組合、国によって構成されています。NOSAI事業の実施は、農業災害補償法によって義務づけられています。

NOSAIの仕組み

農村では昔から共同作業や困ったときの助け合いが行われてきました。自然災害に常にさらされていた農家の知恵です。この知恵を共済保険の仕組みに取り入れたのがNOSAI制度です。

農家が掛金を出して共同財産を積み立て、災害をうけたときにはその共同財産から共済金を受け取る仕組みです。食料の安定供給、国土・環境保全という役割を農業が果たしているためNOSAI制度は国の農業災害対策として運営されています。

共済部長さんの役割

まち・むらとNOSAIを結び、農家の皆さんとNOSAIとの間のパイプ役を、またNOSAI事業を通じて地域活動のリーダー役を担っていただいています。

その1 共済加入のすすめ

農家の皆さんが安心して農業経営に励むことができるように、災害時に十分な補償が受けられる加入の仕方・加入金額などについてアドバイスします。

その2 制度の幅広い普及

NOSAIが実施している共済事業の内容を多くの農家の皆さんに正しく理解してもらうための普及をします。また、損害防止事業やさまざまな農業支援事業を実施する主体になります。

その3 書類の配布・とりまとめ

水稲共済の細目書、果樹共済などの加入申込書をとりまとめます。また、掛金領収書、加入証券、共済金・無事戻金の支払通知書などを加入者に配布します。

その4 広報紙の配布

NOSAIが発行する広報紙を農家の皆さんに配布し、事業の状況やNOSAIの考え方を広く知らせます。また、地域の情報をNOSAIへ伝え提言します。

その5 NOSAIの地域窓口

災害が発生したとき加入者からの連絡を受けたり、NOSAI事業に関するさまざまな相談、意見を聞いたりする「NOSAIの地域窓口」です。迅速・適切に対応します。

共済部長さん

選出 集落(地区)ごとに組合員によって選出されます。
委嘱 組合長が理事会の承認を得て委嘱します。
任期 原則として3年です。

損害評価員さんの役割

災害が起こったとき、損害の程度を調査するために損害評価が行われますが、これは制度運営の基幹となる仕事です。特に、農家から提出された損害通知に基づいて、通知のあった全筆の見込み収穫量を調査(悉皆調査)する損害評価員の仕事は、この制度を公平・適正に進める上で大変重要な仕事です。地域的な利害にとらわれず、大局的見地に立って処理します。

主な仕事
  • 損害通知に基づく悉皆調査(損害評価)
  • 被害調査・NOSAIへの被害発生の連絡
  • 損害防止の指導
  • 適正な基準収穫量設定への協力
  • 損害評価の結果の農家への伝達

損害評価員さんの役割

損害評価員の任命

集落(地区)ごとに組合員の中から、組合長が理事会の承認を得て任命します。(地域によって、共済部長と損害評価員を兼務している場合があります。)

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