果樹共済の共済金をお支払いしました
投稿日:2020年12月21日
カテゴリー: 果樹共済
令和2年産果樹(ぶどう・もも)の被害に対し、総額4億5,500万円余りの共済金を12月21日に被害農家へ支払います。被害に遭われた農家の皆さまには、心からお見舞い申し上げます。
令和2年産のぶどうでは、開花期の高温・乾燥による花ぶるい、梅雨入り以降の曇雨天やその後の高温による着色不良、梅雨の長雨によるべと病や晩腐病、裂果が発生し、過去10年間で最も多い支払額となりました。
長雨による裂果(デラウェア) 晩腐病(巨峰)
べと病(甲州)
ももでは、春先の強風や梅雨入り以降の降雨により、せん孔細菌病が発生し、また、梅雨の長雨による裂果もみられました。支払共済金は、せん孔細菌病が大発生した昨年を大きく下回ったものの、過去10年間で3番目に多い額となりました。
せん孔細菌病(日川白鳳) 長雨による裂果(幸茜)
りんごとかきは、来年1月に共済金をお支払いする予定です。
現在、令和3年産「半相殺総合短縮方式(冬季を除く全ての自然災害等を補償)」の加入推進を行っています。近年はさまざまな気象災害が頻発していますので、この機会にぜひ果樹共済への加入をご検討ください。
青色申告を行っている方は、収入保険を選択することもできます。新規加入は12月末まで受けています。ご興味のある方は、お早めにお近くのNOSAIへお問い合わせください。すでに令和3年産「半相殺総合一般方式」に加入している方も、収入保険へ移行できますので、お気軽にお問い合わせください。
中央支所 0553-22-5056
南アルプス支所 055-282-0443
北部支所 0551-23-1111