令和6年1月24日に山梨北部家畜市場の初競りが行われ、10頭の子牛が売買されました。
市場は毎月1回開催されており、山梨県内で育てられた和牛や交雑種の子牛が競りにかけられ、肉用牛の農家さんに買われていきます。
NOSAIの家畜診療所獣医師も立ち合い、価格にも影響があるので子牛の診療履歴などを報告します。
競りの前には1頭ずつ健康診断を行い、売買後にはNOSAIの損害防止事業としてビタミン剤を注射します。
市場はJA全農やまなしが主催で、この日は5軒の農家から10頭の牛が競りにかけられ、最も高い和牛で48万円超の値が付きました。参加している農家さんのほか、市場価格の偵察に来ている農家さんもいらっしゃいました。
競りでは、千円単位で金額を上げてアナウンス。農家さんは自分の番号の札を上げ、買い手と価格が決まります。
売り手の農家さんも競りを見ていて、金額が折り合わないと再競りになったり、場合によっては売らずに持ち帰ることもあるそうです。
初競りだったため、この日は甘酒と煮干しが配られました。
甘酒、すごくおいしかったです。
競りの会場は北杜市須玉町。強風でとても寒い日でしたが、無事に全頭の売買が終わり、子牛たちは新しい農家さんの元に運ばれて行きました。