風水害、干害、冷害、雪害、その他気象上の原因による災害、火災、病虫害及び鳥獣害による農作物の減収を補填します。
水稲、麦
風水害、干害、冷害、雪害その他気象上の原因(地震および噴火を含む)による災害、火災、病虫害、鳥獣害による農作物の減収
水稲と麦の作付面積が合計10a以上の農家
水稲:本田移植期(直播の場合は発芽期)から収穫期まで
麦 :発芽期(移植の場合は移植期)から収穫期まで
共済掛金のうち、50%(麦は50~55%)を国が負担します。
※事故発生リスクに応じた掛金負担の公平性を確保するため、全ての事業で農家ごとの危険段階別共済掛金を導入しています。掛金率は、それぞれの農家の過去の被害実態をもとに設定します。危険段階別共済掛金率表は次のとおりです。
※全損耕地がある場合、基準収穫量に相当する数量を減収量とみなして共済金を支払う「一筆全損特例」があります。※5割以上の収量減が見込まれる圃場を、5割減収とみなして共済金を支払う「一筆半損特約」を付けることができます。
一筆半損特約のイメージ
半相殺方式では、圃場A〜Dの減収量の合計が一定割合を超えないと共済金が支払われません。一筆半損特約を付けると、5割以上の減収が見込まれる圃場Dに対しては、5割減収として共済金が支払われます。(この場合の共済金は、一筆方式では3割を超える減収部分に共済金が支払われていたことを踏まえ、平年の2割分(5割−3割)を支払います)