いつもお世話になっている園芸研究家の牛村先生が、クリスマスローズの講座をするということで、お手伝いも兼ねて甲斐市の黒富士農場で開かれる「野の学校」へお邪魔してきました。
野の学校は、黒富士農場の前代表である向山茂徳会長を中心に、農業者に限らず様々な分野の専門家が、自然の中で学び合い、分かち合う場所です。月に1回、いろいろなテーマで開催しています。
この日の参加者は10名ほど。農家さんや、写真家さん、自然学の研究者さん、ガーデンデザイナーさんなど、それぞれの道のプロの方々が集まっていました。
久しぶりに平見城へ。黒富士農場の場所は、甲斐市の敷島地区ですが、標高1,000メートルの自然豊かな山あいにあります。
黒富士農場では、この自然の中で、鶏を平飼いで育て、鶏卵を出荷しています。卵やバームクーヘンなどの加工品は「たまご村」で直売されているので、みなさんご存じではないかと思います。
有機農業やアニマルウェルフェアにも取り組んでいて、やまなし有機農業連絡会議の事務局を務めていたり、昨年から山梨県が実施を始めた「やまなしアニマルウェルフェア」の認証をいち早く受けていたりと、幅広い取り組みをなさっています。
さて、クリスマスローズの講座ですが、そもそも、クリスマスローズをご存じですか?
クリスマスローズは地中海に多く生息する花で、寒さに強く、冬から早春にかけて咲く多年草です。地植えでも鉢でも、切り花としても長く楽しめます。いろいろな色や種類があり、種を取って播いても同じ花はなく、世界で1つだけのオリジナルの花を楽しめるということで、愛好家も多いとか。
とても素敵なお花ですが、やはり手入れは重要。苗の選び方から植え替え、種取りの方法、株分けなど、クリスマスローズを楽しむためのお手入れ方法を、実物を参照しながら勉強しました。
みなさんいろいろな道のプロの方々ですが、真剣にメモをとっていましたよ。質問もたくさんされていました。いくつになっても学ぶ姿勢に感服しました。
お勉強の後は和気藹々(わきあいあい)とみんなで手作りランチ。我々もいただいてしまいました。とってもおいしかったです。お邪魔しました!