5月24日(金)に、第22回通常総代会を開催しました。新型コロナウイルス感染症の確認以来、4年ぶりの通常開催となり、山梨県の原田農政部長、成島農政総務課長を来賓に迎え開会しました。
お忙しいところ、ご出席いただいた総代の皆様、ありがとうございました。(総代の総数146人 当日出席21人、書面出席110人)
<組合長あいさつ要旨>
新型コロナウイルス感染症は、「2類」相当から「5類」に引き下げられたが、流行の波を繰り返し、対面での事業推進の制限、各地区共済部長協議会の開催見送りなどの影響が出ており、組合員の皆様にもご迷惑をおかけしたところである。
令和5年度は、目標達成にはいたらなかったものの、収入保険1,473経営体、園芸施設共済1,102戸の加入をいただいた。
近年は、過去に経験のないような自然災害が頻発している。改めて農家一人一人に災害対策の重要性を伝え「無保険者」を出さないことがNOSAIの社会的責務。農業者の経営に沿ったセーフティネットを提供できるよう組織を挙げて取り組む。
議事の前には、表彰が行われ、農業保険事業に尽力していただいている31名に対して感謝状が贈呈されました。
感謝状を受け取る富士吉田市の勝俣総代。30年以上にわたり、農業共済組合の共済部長、総代等の役員に在任しています。
その後、甲府市の小澤総代を議長に選出し、次の10議案が審議され、承認されました。
<議事>
第1号議案 令和5年度事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分案並びに不足金処理案の承認について
第2号議案 令和6年度事業予定計画の設定並びに業務収支予算の承認について
第3号議案 令和6年度事務費賦課金の賦課額及び賦課方法の承認について
第4号議案 役員、損害評価会委員、支所運営委員、共済部長、損害評価員報酬及び顧問料の承認について
第5号議案 特別積立金取崩し並びに農作物共済収支の推計等の承認について
第6号議案 家畜診療所運営委員及び損害評価会委員の承認について
第7号議案 借入金最高限度額及び借入条件等の承認について
第8号議案 余裕金の運用先金融機関の承認について
第9号議案 農作物(麦)共済の組合員等別危険段階別共済掛金率の承認について
第10号議案 組合実施体制の改善計画についての承認について
令和6年度の事業計画等が承認され、これから本格的に推進が始まります。災害等のない、穏やかな年となるよう願っていますが、万一の際は、セーフティネットとしての役割を果たせるよう、役職員一同、取り組んで参ります。