1月17日(火)、鈴木信男先生を講師に、富士支所で「水稲栽培講座」を開催。今回は初めての企画ということで、都留市で土壌診断を申し込まれた方を対象に、土壌診断書を農家さんへお返ししつつ、診断書の見方と土づくりをテーマに行いました。夜間でしたが、みなさん仕事終わりに駆けつけてくださり、15人にご参加いただきました。お疲れ様でした。
鈴木先生には、県庁を定年退職後、NOSAIで水稲共済の損害評価や損害防止をご指導いただいています。広報紙「NOSAI」の技術情報や、ホームページに掲載している「稲作だより」も鈴木先生の執筆です。
受付時に土壌診断書をお返し。
18時30分開会
講義開始!
ご自分の水田の診断結果を見ながら、熱心に話を聞いていました。
オマケに徐々に肥料成分が効く緩効性肥料の話も。
終了後は農家さんからの個別相談も
ポイント!
・肥料の価格が高騰しているので、土壌診断を行って無駄な施肥を控え、経費を節減!→お財布にも、自然にもやさしい
・過剰な栄養素がある場合は、その成分が入っている配合肥料ではなく、なるべく単肥を使う。
・不足な栄養素がある場合は、いつもの施肥にプラスして不足の単肥を施用。
・pHや、石灰・苦土・加里のバランスも大事。→養分の拮抗作用
・保肥力の向上には堆肥が効果的!
NOSAIでは、水稲共済、果樹共済の加入圃場を対象に土壌診断を実施しています。土壌診断は収穫後に行うため、申し込みは8月から11月まで、結果は診断書ができ次第12月以降に順次お渡しします。ぜひ1度お試しください。