(1)適正な施肥
①肥料の適正な保管
直射日光や雨のあたらない場所などで適切に保管しているなど。
②肥料の使用状況等の記録・保存に努める
③作物特性やデータに基づく施肥設計の検討
作物特性や生育に合わせ、必要な時期に必要なだけ施肥するようにしている。またはそのような施肥を検討しているなど。
④有機物の適正な施用による土づくりの検討
堆肥や有機質肥料、緑肥等を土づくりに活用している。または活用を検討しているなど。
(2)適正な防除
⑤病害虫・雑草が発生しにくい生産条件の整備を検討
病害虫の発生源となる箇所や雑草を除去している。または除去を検討しているなど。
⑥病害虫・雑草の発生状況を把握した上で防除の要否及びタイミングの判断に努める
発生予察情報の活用や農場や農場周辺の病害虫・雑草の発生状況の観察により、防除の要否及びタイミングを判断しているなど。
⑦多様な防除方法(防除資材、使用方法)を活用した防除の検討
防虫ネット、粘着シート、マルチなど、多様な資材や方法を活用した防除をしている。または活用を検討しているなど。
⑧農薬の適正な使用・保管
農薬はラベルに記載されている適用作物、使用方法、使用上の注意事項等を確認して使用しているなど。
⑨農薬の使用状況等の記録・保存
(3)エネルギーの節減
➉農機、ハウス等の電気・燃料の使用状況の記録・保存に努める
農場で使用している電気代や燃料代はできるだけ把握しているなど
⑪省エネを意識し、不必要・非効率なエネルギー消費をしないように努める
(4)悪臭及び害虫の発生防止
⑫悪臭・害虫の発生防止・低減に努める
肥料や農薬の飛散防止に努めるなど。
(5)廃棄物の発生抑制、適正な循環的な利用及び適正な処分
⑬プラ等廃棄物の削減に努め、適正に処理
産業廃棄物として適切に処理しているなど。
(6)生物多様性への悪影響の防止
⑭病害虫・雑草の発生状況を把握した上で防除の要否及びタイミングの判断に努める(再掲)
⑮多様な防除方法(防除資材、使用方法)を活用した防除を検討(再掲)
(7)環境関係法令の遵守等
⑯みどりの食料システム戦略の理解
環境負荷低減のチラシを読み、理解したなど。
⑰関係法令の遵守
自らの経営に関係する環境関連法令を守っているなど。
⑱農業機械等の装置・車両の適正な整備と管理の実施に努める
⑲正しい知識に基づく作業安全に努める