さて、果樹王国山梨とはよく言いますが、山梨県産レモンがあることはご存じですか?
このレモンは、山梨市の桃農家、矢崎敦仁さんがハウス栽培しています。ミカンが好きな矢崎さんは、15年ほど前にレモン栽培を始めました。今ではライムオレンジ、せとか、ブラッドオレンジなど、いろいろな種類の柑橘を栽培しています。収穫は11月から1月の冬季。ハウス内は、色とりどりの柑橘でいっぱいに。
農薬の使用を最小限に抑え、樹で黄色く追熟させたレモンは皮まで安心していただくことができます。
甲府市の「ひかり珈琲」さんでは、矢崎さんのレモンを使った季節限定のスイーツメニューを出しています。(↓この内容は1月中旬のものです。)
左から、レモンのヴィクトリアケーキ(550円)、レモンタルト(550円)、レモネード(550円)です。このほか、パンナコッタやレモンスカッシュ、ホットレモンもあり、飲み物はテイクアウトすることができます。「この時期、多くのカフェはイチゴフェアをするので、特別感を出したかった」というオーナー。地産地消にも取り組んでおり、勝沼のフリーマーケット「つぐら市」でレモンを売っていた矢崎さんの噂を聞き、仕入れたそうです。
レモンサワーが人気の居酒屋「寅“」さん(甲府市)では、いろいろな地域のレモンでレモンサワーをいただくことができます。残念ながら、新年会で伺ったときはまだでしたが、矢崎さんのレモンもこれから仕入れるとのこと。今頃はメニューに並んでいるかもしれません。
名物のレモンサワーは、10杯飲んでレモンを積み上げると1杯無料になります!いろいろなレモンで試してみては?
ご家庭でレモンを楽しみたい方は、北杜市の「ひまわり市場」で矢崎さんのレモンやライムを扱っています。(品切れ注意!)
農業共済新聞では、矢崎さんに取材した記事を2月2週号(2/9発行)に掲載予定です。お楽しみに!