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土壌診断講座を開催しました

2026年02月03日 富士支所 損害防止事業

 1月 27 日と 29 日に富士支所管内で土壌診断講座を開催しました。NOSAI で実施している土壌診断の結果をもとに技術専門員の鈴木信男先生に診断結果の見方と適切な施肥方法を説明していただきました。

土づくりのポイント

  • 作土深は最低でも15㎝以上確保。
  • 陽イオン交換量(CEC)が高いほど肥沃な土。数値が1桁のほ場は養分を蓄えられないので腐植を増やす。
  • 診断書に不足と書いてある項目は、例年散布する量にプラスで施肥する。
  • 稲わらは腐敗しにくいため、刈り取り後1カ月を目安に石灰窒素20㎏/10a を施用し耕耘する。
  • 倒伏しやすいほ場はケイカル100㎏/10a、ヨウリン30㎏/10aを施用する。

 講座の資料は、稲作だよりページにて公開しています。参考にしてください。

 あわせて富士支所で行っている食味診断について富士支所の職員から説明しました。

食味のポイント

  • アミロース含有量が高いと炊き上がりが固く、粘りが少ない。アミロースが少なくモチモチした食感が好まれる。
  • タンパク質含有量が高いとごはんの粘りが弱くなる。タンパク質含有量が低いお米をおいしいと感じる人が多い。
  • 玄米は貯蔵するに従って脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解される。新米の脂肪酸度は20以下だが、古米化すると30を超える。

 最後に収入保険についてです。

 2024年から始まった「令和の米騒動」。米の価格高騰により生産量の大幅増加が予想されました。26年以降も米の需給が不安定化するなか、米価の下落も対象となる収入保険の加入をおすすめしています。

 農業者の経営安定を図り、持続可能な水田農業を実現するためのセーフティネットとして検討してみてください。