令和6年は、暖冬や春~夏の高温の影響により、全国的にカメムシ類が大量発生しました。その結果、斑点米カメムシ類や果樹カメムシ類の注意報の発表件数は、過去10年間で最多となり、米の等級の格下げ、果実の早期落果、陥没果の発生等が全国で確認されました。
今年のカメムシ類の発生状況は、果樹カメムシ類の越冬数が平年並みまたは少なかったものの、6月2日に注意報が発表されたところです。気象庁の3カ月予報(令和7年5月20日発表)によれば、6月~8月の気温は全国的に高い見込みであり、昨年と同様に今年もカメムシ類の発生量が増加するおそれがあるため、引き続き警戒を緩めないことが重要です。
農水省から次のとおりリーフレットが出されていますので、参考にしてください。
【果樹カメムシ類】
【イネカメムシ類】
【イネカメムシ類(飼料用米生産者向け)】