ようやく秋の風が吹いてきましたね。この時期、NOSAIの支所では、被害があった水稲の調査をしています。
令和7年産の水稲は、おおむね順調に生育しており、農林水産省が公表している山梨県の10アール当たり収量は、前年を「やや上回る」となっています。(対前年比105%~102%)
そうはいっても、山間地ではイノシシやシカ、台風などによる倒伏、一部では病害も発生しています。NOSAIでは、水稲共済加入者さんの被害申告に基づき、検見や実測により現地調査を行います。
この日は北部支所で実測が行われました。実測では、1筆につき10株×6カ所を手刈りします。刈り取った稲は、脱穀(穂からもみを取る)→乾燥→もみすり(もみから玄米にする)→選別→ふるいにかける、という工程で調製し、玄米重を量って被害筆の収量を計算していきます。
現在は半分ほど稲刈りが終わったところでしょうか?今のところ令和7年産は、ここ数年と比べても被害申告が少なめですが、あと約1か月、無事に収穫できますように!
加入者の皆様は、万一減収が見込まれる場合には、必ず収穫前にNOSAIの各支所までご連絡ください。
中央支所
TEL:0553-22-5056
南アルプス支所
TEL:055-282-0443
北部支所
TEL:0551-23-1111
富士支所
TEL:0554-45-6611