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令和6年度全国NOSAI大会が開催されました。

2024年12月02日 その他の話題

 11月27日に東京の一ツ橋ホールで「『未来につなぐ』サポート運動令和6年度全国NOSAI大会」が開催されました。  年に1度、47都道府県のNOSAI役職員が全国から集まる大会です。今年は、関係者も合わせ約800人が参集しました。

↑まずは全員で農業共済綱領を読み上げ
↑主催者 NOSAI協会 髙橋会長あいさつ

 来賓あいさつでは、農林水産大臣、衆議院農林水産委員長からそれぞれごあいさつをいただきました。

江藤農林水産大臣
御法川衆議院農林水産委員長

 その後、大会に先立ち農業保険の普及等に寄与した方への功績者表彰も行われました。

 山梨県では次の4名が受賞しています。

  • 甲府市    小澤  博 様(共済部長)
  • 南アルプス市 田中  勲 様(共済部長)
  • 大月市    佐々木 恭 様(共済部長)
  • 北杜市    岡本 達也 様(家畜診療所長)

 議事では、NOSAI石川の田中組合長とNOSAI和歌山の杉谷組合長が「意見表明」を行い、大会決議を満場一致で採択しました。石川県では能登半島地震で、建物共済を中心に37億6千万円余りの共済金をお支払いしたそうです。地震で作付けが困難な中、何とか前年の6割まで回復したところに9月の台風第14号・線状降水帯による大雨でまた打撃を受けたとのことでした。

 事例発表では、中央表彰で最優秀賞を受賞したNOSAI北海道 みなみ統括センター道南支所、NOSAI秋田、NOSAI熊本 八代・芦北支所がそれぞれの取り組み内容を発表しました。同じ事業を実施していますが、それぞれ地域に合った方法で創意工夫されていました。

 最後に、NOSAI協会副会長でもある、NOSAI山梨の樋口組合長が閉会を行い、大会は無事終了しました。

閉会の言葉を述べる樋口組合長(協会副会長)

 今年は、多くのあいさつの中で能登半島地震と大雨が取り上げられていました。農業保険(収入保険、農作・畑作・果樹・家畜)の全国の補償額は4兆6千億円となり、農業産出額9兆2千億円の50%をカバーしています。ここ数年山梨では大きな自然災害はありませんが、万一のために全ての農業者に農業保険をお届けし、農業経営を守ることができるよう取り組んでまいります!