NOSAIでは、県内各地で『青色申告およびインボイス制度の説明会』を開催しています。春にも開催しましたが、より多くの方に青色申告を行っていただき、収入保険制度へ加入していただくため、今後も次の日程で開催します。
11月10日は南部町農村環境改善センターで開催、10人にご参加いただきました。
消費税のインボイス制度は、令和5年10月から開始となる制度で、国に納付する消費税額の計算時に仕入控除を受ける際、帳簿とともに、売り手が発行する「適格請求書(インボイス)」の保存が必要となります。
この「適格請求書(インボイス)」を発行するためには、登録事業者となる必要があるため、売り手となる農業者にも関係のある制度となります。そして、登録事業者になると、課税売上高1000万円以下の方でも消費税の確定申告と納税が必要になりますので、準備等が必要です。
JA出荷のみの方は問題ないと言われていますが、この機会にしっかり制度を理解しておき、不安を払拭しましょう。
今回の説明会では、適格請求書の記載の留意点など、より具体的な説明がありました。参加者からは「経過措置を適用するには請求書に必要事項の記載が必要か?」などの質問がありました。
説明会は、まだまだあります。お近くの会場でご参加ください。参加希望の方は、電話、FAX、メールでNOSAI山梨までご連絡ください。ホームページのお問い合わせフォームからもお申込みいただけます。