1月13日には、韮崎市と北杜市で青色申告等説明会を開催しました。 韮崎の会場には16人、北杜市の会場には33人にご参加いただきました。
税務署の説明は、いつもお世話になっている廣地さんです。まず消費税インボイス制度の説明をしていただき、その後青色申告の説明へ。
農家さんにとっては、売り先で「インボイス方式の請求書が必要なお客さんがいるかどうか」が重要になります。
インボイスの発行が必要ということになれば、税務署への登録が必要になりますが(令和5年10月から発行したい場合は令和5年3月までに登録!)、登録すると、現在免税事業者の方でも課税事業者となり、消費税の申告と納税が必要になります。
課税事業者になっても、簡易課税にすれば申告の事務は軽減します。しかし、高額の機械などを購入した年などは税金の支払額が増える場合もあるため、一概に「こうすればいい」という対応はなく、農家さん個々の経営の状況でどうするかを判断する必要があるそうです。
次に青色申告制度についてです。
節税メリットは次の3つです。
①青色申告特別控除(最高65万円)
②青色事業専従者給与を必要経費にできる
③純損失の繰越しと繰戻しができる
これに加え、NOSAIで推進している「収入保険」も加入できるようになります。白色申告の方は、青色申告にして農業経営により安心をプラスしていただければと思います。
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