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スモモの県内巡回研修に参加しました。

　山梨県果樹園芸会すもも部の県内巡回研修が5月20日に開催され、ＮＯＳＡＩ職員も参加しました。この研修は毎年5月に開催され、すもも部に所属する農家さんの圃場を回りながら、新たな栽培技術を学んだり、その年の結実状況などを確認します。

　昨年度と同様に、マスクの着用を徹底するなど、感染防止対策を講じた中での開催となりました。山梨県果樹試験場、関東農政局山梨県拠点、全農やまなしなど、県内農業関係者も出席しています。

　果樹試験場の圃場を見た後、甲州市と笛吹市、甲府市、南アルプス市内の9園地を回りました。

　今年のスモモは、３月の気温が平年より大幅に高くなったため、平年とくらべると開花は５日程度早くなりました。

　満開以降の気候は、４月上旬は気温が平年並みでしたが、中～下旬は平年より高くなったため、生育の進行はやや早くなっています。 　県内では全体的に結実は良好ですが、一部地域・品種において、開花期の低温等の天候不順により、結実不良が発生しています。